どんなに時間をかけてブログを書いても、読んでもらえない事には意味がありません。
数あるネット記事の中からあなたの記事を読んでもらうキーポイントとなるのが
『ブログタイトル』です。
魅力的なブログタイトルは「クリックしてもらいやすい=アクセス数が増える」という事はご存知かもしれません。
今回お伝えする5つのポイントを抑えていただければあなたもタイトルマスター。
一人でも多くの人にクリックされるタイトルが作れるようになります。
大手広告代理店で1年半ひたすらキャッチコピーと向かい続けた私が魅力的なタイトルを作るヒントをお伝えします。
最終的なタイトルは記事を書き終わった後につける
- メインタイトルは記事を書く前、最終的なタイトルは記事を書いた後
ポイントを説明していきます。
まず、書きたい記事のメインとなるタイトルを決めます。これは記事を書く前ですね。
ここで大事なポイントがこの記事で何を伝えたいのかということ。文法でいうと主語にあたる部分になります。
例えばこの記事のタイトルを例にしてみますね。
『読んでみたいと思わせる、ブログタイトルの決め方【5つの極意】』
この記事では『ブログタイトルの決め方』を伝えたかったので、まずこのタイトルを決め、それに沿った内容の記事を書いていきました。
そして記事を書き終えたら最終的なタイトルをつけます。つまり最後につけることをオススメします。なぜならブログの内容とタイトルの内容を一致させることが重要だからです。Googleからの評価も上がります。
自分が書いた記事を読み返してプラスαで伝えたいこと、具体性を高めるワードを入れていきます。具体性を高めるワードについては後述します。
この記事の場合、マーカー箇所を付け足し、最終的なタイトルとしました。
『読んでみたいと思わせる、ブログタイトルの決め方【5つの極意】』
そのタイトルKW大丈夫ですか問題
KW=キーワードの略になります。
- Googleキーワードプランナーを活用して検索されているワードか調べる
とても大事なポイント。SEO対策にもなります。記事を書く前に調べるようにしましょう。どういうことか説明していきますね。
みなさん、よくブラウザで検索ってされますよね。その時どういう風に検索しますか?
きっと皆さん、上の画像のように単語の組み合わせ、もしくは単語単体を入力しているはずです。
今回この記事を書くにあたってのメインタイトルを『ブログタイトルの決め方』とした理由が、上記画像のように『ブログタイトル 決め方』で検索してくる人にヒットするようにしたかったからです。
そしたらきっとこんな疑問が浮かぶはずです。
気になりますよね。だってね、そもそも検索されていないキーワードをタイトルに入れて記事を書いたって、需要はないわけなんですよ。需要がない=クリックされない=アクセス数が伸びない。
これが、そのタイトルKW大丈夫ですか問題、なんです。
その解決法が、『Googleキーワードプランナー』を活用する事なんです!
※キーワードプランナーの設定の仕方や使い方は別記事にする予定です。
キーワードプランナーは、大まかな検索キーワードの流入数を教えてくれます。
今回この記事を書くにあたって最初私が設定したキーワードが『キャッチコピー ブログ』でした。あれ?違うじゃんって思いますよね。だってねこのキーワード、全く検索されていなかったんです。笑
実際キーワードプランナーの結果が下の表なんですが、月間平均0〜10件て。競合性に関しては「無」。悲しすぎる。笑
キーワード | 月間平均検索ボリューム | 競合性 |
キャッチコピー ブログ | 0〜10 | ー |
ブログ タイトル 決め方 | 100〜1000 | 低 |
ブログ タイトル | 1000〜1万 | 低 |
直ちにキーワードを変更しましたよね。
狙うべき検索ボリュームの目安についてはmanablogさんの記事がとても参考になったのでリンクを貼っておきます。
ただ、一つ注意して欲しいのが、タイトルに検索キーワードを詰め込みすぎるのもダメです。タイトルはわかりやすいものである事が重要だからです。
タイトルは30字以内がベスト
魅力的なタイトルをつけることも大事ですが、
わかりやすいタイトルであることも重要なポイントです。
Google先生は以下のことを言っています。
わかりやすいページタイトルを付ける
タイトルは、検索結果のコンテンツをユーザーが一目でわかるように表示し、クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで不可欠です。どのサイトをクリックするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを付けることが重要です。
こんなことも言っています
具体的でわかりやすいページタイトルを付ける。
不必要に長いものや無駄な情報が含まれるものも避けてください。検索結果にタイトルが表示されたときに、その一部しか表示されなくなります。
30字以内におさめる理由は文字が隠れてしまうから。
ここは気をつけましょうね。
ちなみに『読んでみたいと思わせる、ブログタイトルの決め方【5つの極意】』
このタイトルは丁度30文字でした。まぐれなんですけどね。
ブログタイトルはキャッチコピーと心得よ
ユーザーの心に響くものであること、分かりやすいさを重視することを考えると、企業の広告に近いと私は考えています。
企業の広告のキャッチコピーって本当に凄いですよね。でも皆さん、気づいています?ちまたは広告だらけということ=ブログタイトルについて学べる場が沢山あるということです。
いいキャッチコピーを書くにはいいキャッチコピーに触れることが近道です!
仕事中でもプライベート中でもいつでも、気になったキャッチコピーがあれば携帯のメモに記録する。実際私が広告代理店時代にやっていた事です。
流石に今はやっていませんし、ブログタイトルの為にそれをするべきだ!とは言いませんの安心してください。笑
でも、少なからず感性は磨かれると思います。
タイトルをつけるのが苦手なかたはぜひ実践してみてください。
具体性は必須、意外性も大事
タイトルに数字やデータを入れると具体性や信憑性が高まり、よりクリックしたくなるタイトルに仕上がります。
例えば以下の2つを比べてみましょう。
- 読んでみたいと思わせる、ブログタイトルの決め方
- 読んでみたいと思わせる、ブログタイトルの決め方【5つの極意】
【5つの極意】が入ることにより、より具体的になり、実践できそうな気がしますよね。
因みに、初心者を相手とする場合、3〜5という数字だとハードルが低く感じられ、クリックしやすくなるようです。
もう一つ例題を
- TOEICで990点満点を獲得する勉強法
- たった3ヶ月でTOEIC560点から990点にアップする勉強法
下の例文の方がより具体的でクリックしたくなりますよね。さらに「たった3ヶ月」という意外性もあり、よりクリックされやすいのではないかと思います。
タイトルに具体性を持たせる事はとても重要です。
具体性よりも優先度は劣りますが意外性も人を惹きつけるタイトルを作る要素となります。
意外性を取り入れることで、固定概念が覆されたり、どうして?と思わせることができます。ユーザーはタイトルだけでは満足できず、興味をもちクリックしたくなるという心理です。
先ほどの例題の「たった3ヶ月で」というところも「3ヶ月でTOEIC460点アップするなんて無理」という固定概念があるので意外性が成立するんですね。
実は私はよく意外性のタイトルに魅了されています。笑
例えば、気になっている美容機器があったとします。私は買うか買わざるべきか、ネットの口コミを調べ尽くすんですが、
「〇〇の効果は嘘」とか、「口コミを無視した」とか書いているタイトルに惹かれるんです。だって、「え、なになにどういう事?」って意外性しかないから。でもね、こういうタイトルの記事を読み進めていくと結局いい商品でした、って書いていることが殆どなんですよね。笑
でも、これもクリックさせるためのテクニックですよね。
あ、そうそう最近LINE NEWSで流れていたこの2つのキャッチコピー
あなたはどっちが気になりますか?
- 深田恭子のキレイの秘密は”引き算”
- 韓国美女に学ぶ白玉肌のヒミツ
私は断然上の方が気になりました。
深田恭子とか韓国美女とか固有の名詞に惹かれたのではなく
”引き算”ってどういうことーーー?!ってかなり気になっちゃいました。
これも意外性ですよね。
タイトルには具体性と意外性、どちらも大事。
使い分けたり、合わせ技を使ったり、魅力的なタイトルに仕上げましょう。
まとめ
読んでみたいと思わせるブログタイトルの決め方について、いかがだったでしょうか。
初めてのブログ記事にかなりの時間を要しました。
少しでもお役に立てていれば嬉しいです。
皆さんの記事が一人でも多くの方の目にとまりますように。
・最終的なタイトルは記事を書き終えた後に書く
・キーワードの検索数を確認
・タイトルは30字以内に
・わかりやすく魅力的に
・企業のキャッチコピーで感性を高める
・具体性と意外性を意識する